労災保険・雇用保険の適用推進（労働保険事務組合、一人親方組合）

労働保険は、労働者とその家族を守るセーフティーネットです。
【労災保険とは？】
仕事中のケガや通勤によるケガなどで障害が残った方や、亡くなった方のご本人の補償や家族の方に対する補償を行うものです。
【雇用保険とは？】
労働者が失業した場合や労働者の雇用継続が困難となる事由が生じたとき労働者の生活と雇用の安定を図るものです。
また雇用の安定を目指す事業や労働者の能力開発事業も行っています。

栃木労働局は、こちらから

なにかと手続きが大変な労働保険事務。
商工会議所の労働保険事務組合なら労災保険や雇用保険への加入や変更手続を代行いたします。
もちろん一人だけの皆様も一人親方組合で特別加入も可能です。
（労働保険事務組合事務に限って代行いたします。労災事故等の手続は代行できませんのでご了承ください。）

【労働保険事務組合鹿沼商工会議所】

■労働保険事務組合とは
事業主の委託を受けて、事業主である皆様が行うべき労働保険の事務を処理することについて、厚生労働省の認可を受け、労働局の指導監督のもとに事業主の事務を処理します。

■委託した場合のメリット
（1）第1種特別加入…事業主及び家族従業員について、労災保険に特別に加入することができます。
（2）3回まで延納…労働保険料の額に関わらず、3回に分けて納付することができます。
（3）手数料は会員価格…商工会議所会員だから事務手数料も割安です。

■委託できる事務
（1）労働保険料の申告・納付
（2）保険関係成立等の届
（3）労災保険の特別加入の申請・労働者の雇用保険取得喪失手続き
（4）その他労働保険に関する諸手続き
（印紙保険料、労災保険・雇用保険の保険給付に関する事務手続きは除きます）。

■委託できる方
（1）常時使用する労働者が、金融・保険・不動産・小売業にあっては50人以下。卸売業・サービス業にあっては100人以下。その他の事業にあっては300人以下であること。
（2）鹿沼商工会議所の会員であること。（会員年度会費＋事務手数料が必要です。）
[事務手数料一覧]…（消費税別）

※事務手数料は、基本料金と従業員数割手数料の合計額となります。
※詳細につきましては、鹿沼商工会議所までお問い合わせください。

【労働保険事務組合鹿沼商工会議所一人親方組合】

■一人親方組合とは
一人親方組合とは、一人親方とその家族のための労災保険を扱っている団体です。業務の実情、災害の発生状況からみて、特に労働者に準じて保護することが適当であると認められる一定の方に対して特別に加入できます。（第2種特別加入）

■（建設業の一人親方）労災保険・特別加入とは
労災保険は、業務上の労働者の負傷・疾病・障害・死亡等に対して保険給付を行う制度ですが、労働者以外のうち、その業務の実情、災害の発生状況からみて、特に労働者に準じて保護することが適当であると認められる一定の方に対して特別に加入を認めているのが特別加入制度です。

■加入できる方
（1）労働者を使用しないで建築の事業（大工・左官・鳶の方など）を行うことを常態とする一人親方及びその事業に従事する家族
（2）鹿沼商工会議所の会員であること。

■補償の対象とする範囲
（1）請負契約に直接必要な行為
（2）請負工事現場における作業及び準備・片づけ・資材購入などの行為
（3）請負契約に基づく明らかな作業を自家内作業場において行う加工作業
（4）請負工事に関わる機械及び製品を運搬する作業及びこれに直接付帯する行為を行う場合

■委託できる事務
（1）労働保険料の申告及び納付に関する事務
（2）労働保険についての申請、届出に関する事務

お問い合わせ先：鹿沼商工会議所
TEL：0289-65-1111
【営業時間】[月～金]8：30～17：15※土日祝祭日は休業日